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2010/01/07

ソードアート・オンライン 3/川原礫

4048681931ソードアート・オンライン〈3〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)
abec
アスキーメディアワークス 2009-12-10

by G-Tools


あらすじ

禁断のデスバトルMMO『ソードアート・オンライン』から現実世界に戻ってきたキリト。彼は攻略パートナーであり、想い人でもあるアスナのもとに向かう。しかし、結城明日奈は、あの悪夢のゲームからまだ帰還していなかった。困惑と絶望に包まれるキリト。唯一の手がかりは、鳥篭の中で佇む“妖精姿”のアスナという謎の画像データのみ。どうやら彼女は、高スペックVRMMO“アルヴヘイム・オンライン”というゲーム内に囚われているらしい。キリトはアスナを救うため、飛翔する妖精プレイヤーたちが交錯する“ALO”に飛び込んでいく…!!WEB上でも屈指の人気を誇った『フェアリィ・ダンス』編、スタート。



レビュー

「いつまで待っても無駄よ。あなたにあげるのは軽蔑と嫌悪、それだけだわ」

SAOシリーズの3作目。とうとうSAOクリア後の世界が描かれ始めた。
SAO、というタイトルを関してはいるが。今回から登場人物たちが攻略を進めているのは、アルヴヘイム・オンライン(以下ALO)、という新しいVRMMORPG。

前回のゲームであるSAOでは、ベータテスター、という立ち位置だったキリト。その立場を生かし。ソロの攻略プレイヤーとして活躍していた。今回はベータテスターでも何でもない立場から、サーバーが稼動して1年以上が経過したALOの世界に突然に放り込まれたキリト。普通ならばどうする事もできないような、現役プレイヤーとの壁が生まれるはずだが。諸々の事情でSAOにシステムデータがALOに移行されていたわけで。キリトは恙無く物語を進める事ができたわけだ。

2巻を読み終えて考えた事が在ります。SAO、というタイトルを冠したゲームをクリアしてしまったのだから、もうお話は終わりなのではないだろうか、と。しかし3巻を読み終えて、その心配は無くなりました。SAOシリーズは、まだまだ続きます。ALOへと舞台を変えましたが。キリトの闘いは終わっていないのです。アスナを助け出す、その日までは。
だがまだ不安事項は在りました。SAOという死のゲームと比べてしまうと、ALOは温いのではないかと。プレイヤーが死んだ所で、現実の肉体も死を迎えるわけではありませんし。いささか緊張感に欠けてしまうのではないかと。しかしその不安も払拭されました。本編中の橋上の戦闘では涙を流してしまったほどです。

キリトは2年もの間、VRMMORPGの世界に閉じ込められていました。その世界が現実だったのです。その世界の死が、己の死に繋がる。紛う事なき現実です。
その時に体験した悲しみを背負っているのが、キリトです。VRの世界に相対して、喜びや悲しみを味わってきたわけです。そんな彼だからこそ、VR=偽者、という図式を単純に受け止める事ができないのかもしれない。そういった観点から考えていくと。先程云ったような涙を誘うような出来事も起きます。
死ぬ事のないゲームだからといって。そこに感動が生まれないわけじゃない。そういった事を教えてくれる3巻でした。

しかしハーレム短編集の後は義理の妹ですか。キリトの魔の手はどこまで広がるのやら。
最後に1つだけ言わせて頂きますと。サラマンダーの焼肉は食べたくない。
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□電撃文庫 | Comments(0) | Trackback(0)
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