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2010/01/06

電波女と青春男 3/入間人間

4048681389電波女と青春男 3 (電撃文庫 い 9-12)
ブリキ
アスキー・メディアワークス 2009-11-10

by G-Tools


あらすじ

宇宙人が見守る街で『未知との遭遇』をした……のか? えーと今度はなんなんだろう。とっても電波な女の子・藤和エリオの前に鎮座ましますは、宇宙服を着込んだ謎の少女(たぶん。声色で判断)。ヤシロと名乗るその宇宙服女は、「この星には観光ではなくビジネスで来た」とかなんとか言って、俺たちの行く先々に登場してくる。えー、前川さんと野球したり、リュウシさんのバスケ観たり、いろいろやることあるのになぁ……。エリオと過ごす今年の夏は、退屈なんて感じなさそうだな。宇宙人が見守る街でささやかにお届けする青春ラブコメ、なのかなぁ、これ?




レビュー

宇宙服は伊達じゃない!

電波女と青春男。略して電波男。そのシリーズ3作目。
この物語の根幹を揺るがす衝撃的な出来事が起こった。今までは、現代を舞台にした作品であり。そしてリアリティのある作品だった。リアリティ、という言葉を使ったのは、魔法や超能力が存在しなかったためである。しかしこの3作目にして。超常現象の類が存在するかもしれない、という疑惑が生まれた。
疑惑であり確証ではない。次の巻での出方を待つしかないのが、現状だ。

入間人間の作品は、電撃文庫・MW文庫の作品に絞った話をさせて頂くならば。全部の作品がリンクしているような描写が在る。その点を踏まえるとだ。ここで超能力の類を認めてしまうと、別の作品への印象が変わってしまう恐れが在るのだ。正直、私はそういう事態を忌避している。
だがまあ最初から宇宙人だの何だのと云っている作品であるわけで。あまりそういう邪推な思考を進めていくのも、益のない話だ。純粋に物語を楽しませてもらう、としよう。

相変わらず前川さんのコスプレが笑いのツボを突く。登場するたんびにニヤニヤ、としてしまう。迂闊に外で読むのは危険な類の本だ。
前川さんのコスプレも奇抜だが。今回はそれに引けを取らない格好の人物が現れた。平和な街中に宇宙服姿の人間が闊歩しているのだ。入間人間のこのセンスは嫌いじゃない。
電波女と青春男、という作品を初めて読んだ時にも、歪な格好の者に出会った。布団で簀巻きになっているアレである。しかしその実体は美少女だったわけで。そこがライトノベルらしいとも云える。出てきて欲しいものが出る。夢の読み物だ。
日常には似つかわしくない異質なもの。そんな異質なものから、素敵なものが出てくるのは、このシリーズの伝統なのだろか。宇宙服の中からも、案の定に美少女が出てきたわけで。

宇宙服の中の美少女。星宮社は、自分を超能力者だと呼称した。その事が、この記事の冒頭で触れた事に関わってくる。終盤で実際に超能力らしき行動を実証してしまったのだ。詳しく説明されるままに、この巻は幕を引いてしまったわけで。それ故に、私の中ではモヤモヤ、としている。
果たして電波女は、本当に電波なのだろうか。青春男の青春が虚偽なのかもしれない。世界には異質なものが溢れ。とある観測者には電波に見えても、それは日常茶飯事な出来事なのかもしれない。いろいろ考察していくと、このシリーズの続きを読むのが、本当に楽しみになってくる。
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□電撃文庫 | Comments(0) | Trackback(0)
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