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2010/01/02

シュガーダーク 埋められた闇と少女/新井円侍

4044748047シュガーダーク 埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)
mebae
角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-11-28

by G-Tools


あらすじ

えん罪により逮捕された少年ムオルは、人里離れた共同霊園に送られ墓穴を掘る毎日を送っていた。そんなある夜、自らを墓守りと名乗る少女メリアと出逢う。彼女に惹かれていくムオル。だが謎の子供カラスから、ムオルが掘っている墓穴は、人類の天敵・死なずの怪物“ザ・ダーク”を埋葬するものだと聞かされる!混乱するムオルは、さらにダークに殺されるメリアを目撃してしまい―!?第14回スニーカー大賞大賞受賞。



レビュー

墓場のボーイ・ミーツ・ガール

最後まで読みきって「ああ、そういうことだったんだな」とタイトルを理解する事ができました。
夜の墓地でしか邂逅することのない少年と少女。その二人のボーイ・ミーツ・ガールなストーリー。終始暗い雰囲気の中で語られる少年と少女の物語。でも、その中には、とても甘い蜜事が含まれていました。
以上ような感想が、僕が最後まで読み進めて感じたタイトルへの印象。

思春期バリバリなんだけど、戦場っていう異常空間にさらされて、でも純粋な心を失っていない主人公が好きだ。そして墓場の中だけでしか生きてこれなかった少女が、初めて異性を意識して、心が動かされていく描写もよかった。
終始、陰鬱な夜だけを舞台に描かれていた作品では在るが。それは最後への肝心な布石、というヤツだろう。この物語の最後に見る事ができた「新しい夜明け」は、とても心に響くものがあった。
6年ぶりのスニーカー大賞、という重い荷を背負った今作では在る。その影響で、様々な事も言われるだろう。だが、私は最後に1つだけ付け加えて、この作品への感想を捧げよう。

ありがとう。良い体験をさせて貰った。

蛇足的では在るが。私は今作の続編ではなく、この作者の違った作品も読んでみたい。
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□スニーカー文庫 | Comments(0) | Trackback(0)
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