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2009/05/18

東京ヴァンパイア・ファイナンス

4048675192東京ヴァンパイア・ファイナンス (電撃文庫)
真藤 順丈
アスキーメディアワークス 2009-02

by G-Tools
地図男 (ダ・ヴィンチブックス)庵堂三兄弟の聖職

あらすじ

真夜中に出没し、超低金利で高額融資をする“090金融”ヴァンパイア・ファイナンスを営む“万城小夜”。今夜も獲物=融資客を求めて蠢く。送りオオカミをめざす“ひのけん”。性転換手術をしようとしている“美佐季”。振り込め詐欺グループに復讐を目論む“「やえざくらの会」の老人たち”。ドラッグ・デザイナーを辞めたがっている“しずか”。都会のアンダーグラウンドで息する彼らは小夜に出会い、融資をうけるかわりに自身の問題に首を突っ込まれるが…。債務者それぞれ衝動や欲望をフルスロットルにし、ひしめきあって無限に増殖する狂騒のハードスケジュール群像劇。



レビュー

ヴァンパイア・ファイナンスのご利用は計画的に

タイトルを見て、また吸血鬼か、と暫く積んでいました。
挿絵が佐々木少年で吸血鬼ものとか、狙いすぎじゃないかな、と。
いざ読んでみると面白かった。というか、吸血鬼自体は登場しません。

090金融、というヤミ金ながらも、トレイチ(10日で0.1割)なんていう良心規定にホイホイ釣られた人たちの群像劇です。
4組の登場人物たちが、万城小夜を中心に、別々のストーリーを展開していきます。


成田良悟(敬称略)の群像劇は、最終的に1つに収束していくのが爽快ですが。この作品は、そういうことはなく、個々のエピソードが独立していると考えていいでしょう。その点を踏まえると、最後のまとまりが少し消化不良。
取り扱っている内容も、090金融、ドラッグデザイナー、振り込め詐欺、性転換、等々とティーン向けレーベルとして扱いが難しいところ。
内容が面白かっただけに、挿絵に引っ張られてライトノベルに昇華してる、という点がもったいない。一般向けがお似合いだと思いました。伊坂幸太郎(敬称略)みたいな雰囲気ですかね。


読者層の年齢が上がってきているライトノベルですから、電撃小説大賞の選考委員が、この作品に銀賞を与えてみたのは面白い試みかもしれません。
批判的な意見を盛り込んでしまいましたが、読んで損はないです。


久しぶりに電撃文庫の著者近影で、本人を見た気がする。あと4冠、てすごいですよね。


評価:★★★★☆

宜しかったら押してください。やる気でます。


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□電撃文庫 | Comments(0) | Trackback(0)
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